「Emacs applied my setting」

Windowsで利用しているEmacsのinit.el(設定ファイル)を実機のUbuntuに持ち込んだところ、正しいディレクトリに置いたにもかかわらず設定が反映されない。

何故だろうと思い手持ちのEmacs関連の書籍を読み返すと.emacsという設定ファイルが存在する場合は、そちらの設定が優先されることが分かりました。

Emacsの設定ファイルの優先順位

  1. ~/.emacs.el (emacs.elc)
  2. ~/.emacs
  3. ~/.emacs.d/init.el (init.elc)
  4. ~/.emacs.d/init
大竹智也 (2012). Emacs実践入門 技術評論社

 

今回反映させようとした設定ファイルは~/.emacs.d/init.elで、以前から反映されている.emacsの方が優先順位が高いことが確認できます。

この書籍ではバックアップの利便性から~/.emacs.d/init.elを推奨しているので、.emacsファイルを削除して反映させました。

Emacsは複数の設定ファイルが利用できるようになっているようなので、それぞれの優先順位をしっかりと把握しておこうと思います。

 

Emacsでinit.elが読み込まれない時の対処方法と優先順位
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