VISAデビットカード(スルガ銀行)のカードの画像です。

先日、スルガ銀行のデビットカードの明細を確認してみると、デビットトリケシという備考で10,094円が入金扱いされていました。

私はAmazon.co.jpやソフトウェアの支払いにVISAを使っているのですが、ここ最近商品を返品・キャンセルした覚えはなかったのです。

手違いで10,094円も増えたの?

いや、そんなことあるはずがない。

そこでVISAデビットカードの仕組みやオーソリ(与信処理)についていろいろと調べてみました。

VIASクレジットカードとVISAデビットカードの違いを交えつつ、VISAデビットカードについて知り得たことをここに書き記そうと思います。

 

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VISAクレジットカードの仕組み

クレジットカードはお店で買い物などをした金額の合算を所定の締め日にまとめて支払われます。

クレジットカードの基本的な仕組みの画像です。
クレジットカード・現金との違いについて − Visaデビットカードを選ぶならスルガ銀行がおトクで便利

クレジットカードの大きな特徴は、口座残高以上の金額を使える点です。

クレジットカードは信用取引になされている部分がお大きいので、支払い時に残高が足りなくてもカード会社が建て替えて代わりに支払ってくれます。

ただしその場合は、カード支払い日(締め日)に使った文の金額を支払えるだけのお金を残高に準備しておかなければなりません。

 

またクレジットカードの限度額とは別に、キャッシングの限度額も設けられています。

キャッシングの限度額までのお金を現金で借りることができますが、クレジットとは違い借りた文の金額で利息が発生します。

 

VISAデビットカードにはない、分割払いやリボ払いができるのも特徴です。

参考リンク1

VISAデビットカードの仕組み

対するデビットカードは口座からの引き落としが基本的に即時引き落としになります。

デビットカードの仕組みの図です。
クレジットカード・現金との違いについて − Visaデビットカードを選ぶならスルガ銀行がおトクで便利

基本的に口座残高以上の買い物ができないのが特徴で、審査さえ通れば高校生からカードを持つことができます。

支払いは一括のみで分割払いやリボ払いは選択できません。

基本的にはクレジットカードと同様にして使うことができます。

VISAデビットカードを発行している銀行は、スルガ銀行・楽天銀行・ジャパンネット銀行〈JNB〉・りそな銀行(埼玉りそな銀行・近畿大阪銀行)・あおぞら銀行・三菱東京UFJ銀行の6つの銀行のみです。

参考リンク2

ショッピングから金額支払いまでの流れ

VISAデビットカードのショッピングから支払までの流れはおおよそ次のようになっています。

VISAデビットカード・クレジットカードの流れの画像です。
引き落としのギモン|Visaデビット|ジャパンネット銀行

VISAクレジットカードは支払日にまとめて口座入手金を行いますが、基本的には上の画像のような流れで取引が行われます。

またVISAカードでは本支払いの前にオーソリと呼ばれる信用確認(与信照会)を行います。

このオーソリ(与信照会)がVISAクレジットカードの場合とVISAデビットカードの場合で、内容が変わってくることに注意が必要です。

VISAクレジットカードのオーソリ

上の画像の流れに沿ってVISAクレジットカードの流れを確認してみます。

1.ユーザがショッピング
 ユーザーがレジ・ウェブページで購入を確定させます。

2.取引情報の通知(オーソリ電文)
 VISA加盟店がVISAカード会社に取引情報を通達します。

3.取引情報の通知(オーソリ電文)
 VISAカード会社がカード銀行に取引情報を通達します。

4.口座入出金(即時)
 クレジットカードの場合は、カード支払い日に一括で入出金が行われるためスキップされます。

5.売上確定の通知(売上電文)

 一連のオーソリ電文の通達でカードの有効性が認められた場合に、売上確定の通知(売上電文)がVISA加盟店からVISAカード会社に通達されます。

6.売上確定の通知(売上電文)

 VISAカード会社から銀行に売上確定の通知(売上電文)が通達されます。

7.口座入出金

 カード支払い日にまとめて利用金額の合計が入出金されます。

 

VISAクレジットカードの場合はそこまで複雑な要素はなく、カードの有効性が確認できた場合に、売上が確定されるという仕組みになっています。

ネットショッピングで利用限度額を超えて使おうとすると購入が確定されないことからもこのことが分かるかと思います。

VISAデビットカード 支払いまでの流れ

VISAデビットカードはVISAクレジットカードよりもオーソリの仕組みが複雑になります。

 

1.ショッピング

 ユーザーがレジ・ウェブページで購入を確定させます。

2.取引情報の通知

 VISA加盟店からカード会社に取引情報を通達します。

3.取引情報の通知(オーソリ電文)

 VISAカード会社からカード銀行に取引情報が送られます。

4.口座入出金(即時)

 取引情報に記載位されている金額以上が銀行残高に存在する場合に、口座入出金が行われます。

 このときの口座入出金(即時)はオーソリ処理の一部です。

 ユーザ側では入出金が行われたように見えて、実際の処理ではその注文金額分をロック・差し押さえた状態になっています。

5.売上確定の通知(売上電文)

 一連のオーソリ電文の通達でカードの有効性が認められた場合に、VISA加盟店から売上確定の通知(売上電文)がVISAカード会社に通達されます。

6.売上確定の通知(売上電文)

 VISAカード会社から銀行に売上確定の通知(売上電文)が通達されます。

7.口座入出金

 ステップ4でロックされていた分が、実際に口座入出金が行われます。

 

VISAデビットカードの一番の問題はオーソリ(与信照会)を行った後の決済(売上を確定)時に、オーソリと決済の金額が異なる場合にオーソリをキャンセル、再度オーソリ位を行い決済処理を行う点です。

このとき2回目のオーソリや決済は即座に行われますが、1回目のオーソリ(差し押さえ)が反映されるまでに長い時では数ヶ月の時間がかかるため二重引き落とし問題などに発展してしまいます。

参考リンク3

デビットカードの様々な問題

その他VISAデビットカードにはいろいろと問題があります。

よくある問題についてはVISAデビットカードを発行している銀行で情報公開が行われているので確認してみてください。


デビットカードは自分の管理している金額以上は扱わない、クレジットカードと違って審査が甘いなど、良い点も多くありますが、なまじマイナーなカード故にショップがデビットカードに対応していないためにトラブルのもとになることも多いようです。

返金に関しては振り込みが行われるまでに数ヶ月の時間を要してはしまいますが、忘れたころになって返金処理が行われて帰ってくるのでそこまで心配することもありません。

実際に使ってみると、突然数カ月前の支払い金が返金されたり、二重引き落としがあったりするため、自分の入出金明細を把握するのがとても難しいことが分かります。

デビットカードにもメリットはありますが収支管理が難しいのも事実なので、使い分けが重要かもしれません。

VISAデビットカードとVISAクレジットカードの仕組みや違い
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