元iPhoneユーザーの私にとってGoodReaderのようにDropboxのフォルダを自動同期できるアプリは必要不可欠でした。
iPhoneで出来てAndroidで出来ないことがあるはずがない、そう思い色々アプリを探してみると「FolderSync」というアプリに出会いました。
主要なオンラインストレージ各種に対応、同期のスケジューリングから細かい同期オプションまであり、私のお気に入りのアプリの一つです。
今回はAndroidでDropboxのファイルを自動同期するアプリ「FolderSync」を紹介します。
Contents
FolderSyncのダウンロード
まずはGooglePlayからFolderSyncをダウンロードします。
アカウントにログインン
FolderSyncを起動するとメイン画面に移ります。
まずは「アカウント」から同期したいオンラインストレージサービスにログインしましょう。
対応しているサービスは
OneDrive, Dropbox, SugarSync,l Box.net, LiveDrive, HiDrive, Googleドキュメント, NetDocuments, Amazon S3, FTP, FTPS, SFTP, WebDav
とかなり豊富です。
同期フォルダの設定
次は同期するフォルダを設定しましょう。
同期タイプは「ローカルフォルダ」、「リモートフォルダ」「双方向同期」の三種類です。
ローカルフォルダ | リモートのファイルをローカルにダウンロード |
リモートフォルダ | ローカルのファイルをリモートにアップロード |
双方向同期 | ローカル・リモート間で完全同期 |
同期タイプによる違いは上記のようになります。
私は主に大学の専用Webで公開されている講義資料を端末に保存するのに利用していて、上の設定の場合はDropboxのフォルダをAndroidに自動ダウンロードする用に設定してあります。
スケジュール
スケジュールオプションでは同期を行う曜日とその同期時刻を設定できます。
同期オプション
同期オプションは誤って設定するとソースファイルを削除してしまう可能性があるので注意してください。
「サブフォルダーの同期」にはチェックを入れておくと良いと思います。
あと確認しておくポイントは「古いファイルを上書き」と「競合した場合の動作」です。
私はDropboxがメインでAndroidは読み取り専用で使っているので、「いつでも」と「リモートファイルを使用」に設定しています。
接続オプション
接続オプションではWifiや3G/4Gの設定が出来ます。
基本的にはWifiも3G/4Gのどちらも利用する設定でいいと思いますが、ファイルサイズの大きいフォルダを同期する場合は3G/4Gの使用を禁止しておかないと通信制限に引っかかります(体験談)
通知オプション
各種動作時の通知について設定できます。
通知の設定は各人の好みですが、同期失敗の場合を考えて「同期エラー時に通知を表示」は有効にしておくと良いでしょう。
高度オプション
高度オプションはあまり弄る必要もなさそうなので省略します。
以上で同期フォルダの設定は完了です。
アクセス許可
Android v5.0以降の場合は、外部ストレージへのアクセス許可を与えないと書き込みができません。
MicroSDカードを同期先に選ぶ場合は、忘れずにアクセス許可を与えておきましょう。
Android v4.4以降v5.0未満の場合は、Rootを取得しない鍵井r外部ストレージへの同期はできません。
ファイルの同期
一通り設定が済みましたので早速同期させてみましょう。
サイドバーまたはメイン画面から「同期ステータス」の画面を開き同期を開始します。
ファイルのチェックが始まり、その後同期が始まります。
問題がなければ、しばらくすれば同期が終わります。
昨今では4G/WiMaxなど光束なインターネット環境が整ってきていますが、やはりローカルファイルの方が素早くアクセスできて扱いやすいです。
また便利なスケージュール機能に、大きな不具合もなくとても重宝するアプリだと思います。
無料版の「FolderSync Lite」も公開されていますので、機になった方は試しに使ってみてはいかがでしょうか。