STEINS;GATE(HD)をクリアしました。また、比翼恋理のだーりん[IOS]が発売されました

iOS版のSTEINS;GATEは前々から販売されていたのは知っていたのですが、10月1日にSTEINS;GATEのFanDisk「比翼恋理のだーりん」が発売されたと聞き、iPadでシュタゲができるならプレイしたい!!でも原作の内容の記憶が曖昧だから、STEINS;GATE(HD)原作の方を2周目になりますがプレイしようということで9月の末尾から遊んでいてようやく本日付けて全エンドを見終わることが出来ました。ちなみに、1周目はWindows7版のでクリアしました。

STEINS;GATE(シュタインズゲート)の原作は最速のXBOX版が2009年、Windows版が1年後の2010年、PS3版が2012年発売、アニメの方は2011年から放送開始され、そろそろ熱も冷め始めた?STEINS;GATEを再度遊んだその他の要因としては

2013年の春にSTEINS;GATEの映画「負荷領域のデジャブ」が公開されたこと。また、その映画の円盤(DVD&BD)が今年2013年12月に発売予定とのことで、円盤を買う前に原作やFD(FanDisk)をやっておきたいと思ったからです。シュタゲ好きの友達情報では、映画版シュタインズゲートはクリス目線で話が進んでいくとのことで円盤発売を楽しみにしています。

 

 

STEINS;GATE本題

長い?前置きはさておき、本題の話をしましょう。

新システム?携帯の返信が分岐に

今までのノベルゲーム、俗にいうギャルゲーは主人公の取る行動を選択肢によって決定し、√が分岐するというシステムを採用しているゲームが大半なのですが、今作シュタインズ・ゲートは携帯電話のメールや電話で取る行動が√分岐の条件となってきます。このシステムが今までのシステムよりも、良かったのかどうかはわかりません。ただ、今回のシステムの場合メールが届いていることに気付かずに、選択肢を選びそこねるなんてことも何回かありました。新感覚なシステムでは有りましたが、デメリットもあるかなっていう感想です。

他に、シュタインズ・ゲートは全ルートをクリアしないとTRUEエンドには到達できないシステムになっています。ですので、シュタインズ・ゲートをクリアした=全ルートをみたということになるかと思います。シュタインズ・ゲートはどのルートも好きですが、特に「フェイリス」「まゆり」「クリス→TRUE」は好きです。

フェイリスルート

フェイリスを守った岡部倫太郎

Dメールの過去改変によってフェイリスが雷ネットの大会で優勝し、優勝に文句をつけるヴァイラルアタッカーズ(不良?)達から凶真がフェイリスを助ける状況から発展する√です。Dメールを取り消すには、フェイリスの親父さんを殺すことになってしまう。夢はおしまい、まゆりのために、親父さんとの別れを決意するフェイリスだが、フェイリスを好きになった凶真がまゆりとフェイリスの親父さんを助けられる方法を探すこと決める。

デレデレなフェイリス

第2のDメールを送り過去を改変すると、まゆりもフェイリスの親父さんも生きている世界戦に移動した。だが、その世界戦では岡部倫太郎と椎名まゆり(まゆしぃ)、橋田至(ダル)はなんの関わりもないただの他人で、フェイリスとは恋人関係!大切なラボメンを失ってしまうが、まゆりとフェイリスの親父さんを救えたことをバネにこの世界で生きていこうと決意する岡部倫太郎。

フェイリスルートのエンド

フェイリスのためにDメールを使って過去改変を行ったというのに、岡部倫太郎(鳳凰院凶真)はその世界戦での過去の記憶が無い。フェイリスとの思い出も無く、雷ネットの実力も皆無で、フェイリスを泣かせてしまう。だが、フェイリスという恋人を糧にこの新たな世界で生きていくというエンド。理不尽な世界過ぎて本当に切ない√でした。

 

まゆりルート

ラボメン女子による料理

ラボメン2人のうち1人を見捨てなくてはいけなくなり、クリスティーナ(助手/牧瀬紅莉栖)を見捨てる√。まゆりのためにお前(クリスティーナ)を見捨てると岡部が紅莉栖に告げるシーン。事情を聞いたまゆりが、アメリカ行きを決めた紅莉栖を引き止めるシーン。は、紅莉栖が可愛そうで、切なかったですね。前者はお壁に選んでもらえなかったわけですし、後者は選ばれた者からの言葉なんで相当惨めですよね(作中で本人も言っていますが)

ゲルまゆり

「まゆりが死ぬ」α世界戦から「紅莉栖」が死ぬβ世界戦に移動しても、まゆりが紅莉栖のことを本当にうっすらと覚えていたというエピソードも切なかったですね。観測者である岡部しか気づかないことなんですが、ほんと切なかった。

 

牧瀬紅莉栖ルート

STEINS;GATE 牧瀬紅莉栖(助手兼クリスティーナ)√エンド

紅莉栖√と謳っているがこのルートでも紅莉栖が死んでしまうβ世界戦に移動してしまう。ただ、まゆり√とはそこまでの過程が少し違う。まゆりと紅莉栖のどちらを見捨てるかを決めきれずに、タイムリープを繰り返し心を擦り切らす岡部に気づき声をかける紅莉栖。

岡部倫太郎と牧瀬紅莉栖のキスシーン

「なんでよりによって紅莉栖なんだっ!」「岡部は、私のこと、覚えてて…くれる?」「誰よりも大切な女のことを…忘れたりはしない」等々の会話を経てキスシーン。ここまで来たら、まゆりよりも紅莉栖を選びそうなものだが、よっぽどまゆりが大切なのかβ世界線に飛ぶ。β世界線に飛ぶ一瞬前に、紅莉栖がアメリカ行きを取りやめてラボに戻りさよならを言いに来たシーンは切ない….ここまでの紅莉栖エピソードは全部切ないよ、もう…

 

 

TRUEエンドで盛り上がりは最高潮

世界を騙せ、最初のお前を騙せ タイムトラベル開始

TRUE√に入るまで紅莉栖の扱いがおざなりだった分、その切なさの反動でTRUEエンドは本当にいいものでしたね。「まゆり」「紅莉栖」√でまゆりを助けるために、紅莉栖を犠牲にするしか無く相当のショックを負っていた岡部倫太郎の快進撃となる話がTRUE√でした。

ドクター中町逆上

鈴羽がタイムマシンとともに現れ、β世界戦では第3次世界対戦の回避のために世界を変えてと訴えるタイムトラベラー鈴羽。もう争いは懲り懲りだと泣き叫ぶ鳳凰院凶真こと岡部倫太郎に、鈴羽が告げた事実。第3次世界対戦の回避に必要なのは「牧瀬紅莉栖の死の回避」。狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真が、仲間のため、未来の為にふたたび立ち上がる!

`
クリスを刺し殺してしまう岡部倫太郎

タイムトラベルを経て紅莉栖を自身で殺してしまい執念の末にタイムマシンを完成させた15年後の岡部倫太郎まで登場し、物語はクライマックス。ミッションは「最初のお前を騙せ。世界を騙せ」まさか、こんな方法があったかとタネに驚き感嘆していました。β世界線で2度目の紅莉栖救出では、血糊が固まってしまうアクシデントが発生。読んでいて本当にヒヤヒヤしました。燃料はもう残ってない、血糊は固まってしまい最初の自分を欺けない、「私:どうするんだー!?(泣)」と困惑していました。が、

54fd64afe9fd85962692cf61d6165951_l

岡部は世界戦の収束に賭けて、ドクター中町に敢えて刺される。心配して近づいてきた紅莉栖をスタンガンで眠らせ、ドクター中町をハッタリと威圧で追い払う。床に一定量の血が必要になるからといって、自分の臓器に手を突っ込んで血を吐き出すシーンは怖かったですし、岡部の執念があったからこそなせたのだと思います。

自分を騙した後、タイムマシンでタイムトラベルをしてもとの時間に帰還。α世界戦で敵だった桐生萌郁やミスターブラウン、ミスターブラウンの娘の綯を赦して、最終的に良い関係を築こうとなっていいまとめ方だと思いました。色々あったけど、赦せる岡部が立派ですね。

そして、いよいよラストの牧瀬紅莉栖との出会い。岡部はもう会うことはないだろうと思って秋葉原の待ちを歩いていると、偶然紅莉栖とすれ違う。紅莉栖がお礼をいい、岡部がクリスティーナと呼ぶと「誰がクリスティーナだ。ひとことも言っとらんわ」とα世界線の記憶がもしや….

リーディング・シュタイナーは主人公:岡部倫太郎だけにあるものじゃない。度合いはそれぞれだけど、みんなリーディング・シュタイナーという能力を持っているんだと補足があってTRUEエンド…

 

 

終わってみてどう?

桐生萌郁との乱闘(Dメールをめぐる、桐生萌郁と岡部倫太郎の死闘より)

もう、ホント満足というかありがとうございますってかんじです。

ミスターブラウンの裏の顔(ミスターブラウンの正体より)

私的にシュタインズ・ゲートのシステムが結構好みで、良かったです。具体的にはサブキャラのエンドを順に見ていった後に、メインのエンドが存在するという形式が良かったかなと個人的に思います。普通のギャルゲだと個別のルートを終わらせていっても、ここのルートとして終わってしまうので√間のつながりというか関連があまりないんですよね。そこがちょっと残念だなと前々から思っていたので、今回のようなシステムは大歓迎です。

綯ちゃん凶暴化[Steins;gate](タイムリープした綯ちゃんの復讐劇より)
苗がまゆりを突き落とす(まゆりを電車のホームに突き落とした綯より)

こういうお話って終わり方が色々できると思うんですけど、こういう終わり方はいいなって思いました。世界線をまたいで記憶があるのは岡部だけっていうのが序盤の推論で、これじゃ岡部が報われないじゃんと思って少々悲しいなと思ってましたが、みんなリーディング・シュタイナーを持ってるんだよっていうまとめ方はいいと思います。記憶も何かの拍子に思い出すという解釈ができますし、主人公だから特別なんだっていうのはあまり好きじゃなかったのでこういうまとめ方は本当にスッキリで良かったです。

橋田鈴羽VS桐生萌郁(頼りになる助っ人鈴羽より)

 

 

次は比翼恋理のだーりんをプレイします

まゆりとクリス(クリスティーナ兼助手)のH?サービスシーン(脅迫メールで仲間を心配して、眼福な岡部より)

お次は完全な恋愛ラブコメディに分類されるゲームなのかな?タイトルからしてそんな感じがしますよね。

原作のSTEINS;GATEをやって不満があるとすれば、紅莉栖と岡部が青森に行ってないじゃないかっていう点です。このエピソード結構楽しみにしていたんですけど、原作ではまだ語られていない物語なんですね。ていうか、紅莉栖がドクター中町の心の中を知ってしまったから、もう青森に行く必要すらないのか!?それだと、ちょっとさみしいですね。ドクター中町に会いに行かなくていいから、紅莉栖と岡部が旅行するエピソードを読みたいなって思ってしまいます。

ということで、STEINS;GATEの原作が終わったので、FD(FanDisk)の「比翼恋理のダーリン」を少しずつやっていこうと思います。

本記事と関連のあるアプリ

STEINS;GATE
STEINS;GATE
Developer: MAGES. Inc.
Price: ¥3,000

 

 

攻略サイトはこちら

シュタインズゲート攻略 PC版 : (゚ω`)チラッ
Windows版でもお世話になった攻略サイトです。iOS版でも無事全エンドを終わらせることが出来ました。ありがとうございます。

 

iOS版STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)を全√クリア! レビュー・感想(ネタバレ)
Tagged on:     

コメントを残す