私はLinuxやMacよりもWindows派なのですが、Linuxのコマンドは一度慣れてしまうと手放せませんよね。
簡単なプログラムを作成する時には、はCygwinでディレクトリ操作をして、NTEmacsでコードを書いて、gccでコンパイルして実行するまでをCygwinで行うような感じにしています。
コードの作成から実行までをCygwinで一貫して操作できるので大変便利に感じています。
今回はCygwinのPATHにNTEmacsのディレクトリを追加して、CygwinのコマンドからNTEmacsを起動できるようにする設定を残しておこうと思います。
PATHの設定
Windowsの環境変数PATHと同じ要領で、CygwinのPATHにNTEmacsのディレクトリを追加します。
PATH=$PATH:追加するディレクトリ
一時的に追加したい場合は、Cygwinに”PATH=$PATH:ディレクトリ”の形で直接実行すれば登録できます。
echo $PATH
現在登録されている$PATHのディレクトリはecho $PATHで確認できます。
export PATH=$PATH:'/cygdrive/f/Software/Windows/Program Files(xPb)/emacs-24.5-IME-patched/bin'
PATHをずっと適用させるには”cygwin64/etc/profile”にPATHの設定を記述します。
私の環境は
Cygwinのインストールディレクトリが”C:\cygwin64″
Emacsの実行ファイルがあるディレクトリが”F:\Software\Windows\Program Files(xPb)\emacs-24.5-IME-patched\bin”
です。
コマンド形式で実行
PATHの設定ができたので早速CygwinからNTEmacsを実行できるか確認します。
PATHが通っているのでrunemacs.exeが無事Cygwinから起動することができました。
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CygwinからNTEmacsを起動する設定 (PATH設定)