Google アドセンス

当ブログのサイドバーに設置してあるカテゴリを日本語から英語に変更したので、同じくサイドバーに表示されているGoogle Adsenseのラベルも英語にしたいと思いました。

そこでふと思いました。

そもそも、Google Adsenseのラベル・タイトルはなんと表記するべきなのか?

私の場合はブログ始めたての頃にいろいろ調べた結果スポンサードリンクと表示していましたが、実際の所どう表記するのが適切なのでしょうか。

今一度自分で調べてみましたので、その結論を備忘録としてまとめてみようと思います。

 

 

よく見かけるアドセンスのラベル名

インターネット上のブログでよく見かけるGoogle Adsenseのラベル名は

  • スポンサーリンク
  • スポンサードリンク
  • Sponsored Links
  • 広告
  • Advertisements

の5パターンでしょうか。

どれも同じような意味合いのワードで広告 / 広告主といった感じですね。

Google Adsense ヘルプ

ラベル名の正解はどれのなのか。

Googleのヘルプはとても充実しているので、Googleヘルプを参考に調べてみます。

ヘルプ その1

AdSense ヘルプセンター | https://support.google.com/adsense

google-help

クリックの誘導

Google の広告ユニットの上部に誤解を招くようなラベルを表示すること(「スポンサーリンク」や「広告」は使用できますが、「お気に入りサイト」や「本日の特典」などは使用できません)。

日本語版のヘルプを見ると「スポンサーリンク」と「広告」は使用できるけど、クリックを誘導するようなワードは使えないということが分かります。しかしこのヘルプでは「スポンサーリンク」と「広告」は使えるということまでしか記述がなく、それらに類似するワードが使用できるのかどうかという肝心な部分についての回答が抜けています。

Encouraging clicks

Place misleading labels above Google ad units. For instance, ads may be labelled “Sponsored Links” or “Advertisements”, but not “Favourite Sites” or “Today’s Top Offers”.

英語版のヘルプにはどう記述されているのでしょうか。

表示言語が違うだけで全く同じ記述があるように思いますが、英語版のヘルプの後半にはFor instanceという記載があります。

すなわち、例えば~という意味ですね。

例えば、「スポンサーリンク」や「広告」は使えますが、「お気に入りのサイト」や「本日の特典」などは使用できません。

例えば、「スポンサーリンク」や「広告」といったラベルを貼り付けても差支えありませんが、「お気に入りのサイト」や「本日の特典」といったことは許されません。

例えばというワードが加わわると、意味合いさえ同じであれば他のワードでも問題ないようなニュアンスを感じます。

 

ヘルプ その2

もう1つ関連するヘルプが公開されていましたので抜粋します。

誤解を招く見出しの下での広告配置

サイトのユーザーに誤解を与えないようにし、ユーザーがコンテンツと Google 広告を簡単に区別できるようにすることが大事です。AdSense のポリシーでは、「関連情報」や「関連リンク」といった誤解を招く見出しの下に広告を配置することは禁止されています。広告ラベルには、「広告」または「スポンサーリンク」のみを使用するようお願いいたします。それ以外のラベルは許可されません。

Placing ads under a misleading header

It’s important that visitors to your site are not misled in any way and are able to easily distinguish content from Google ads. This policy prohibits placing ads under misleading headings such as “resources” or “helpful links”. Publishers may only label ads with either “Advertisements” or “Sponsored Links”. No other variations are permitted.

日本語版と英語版のヘルプを見比べると、「スポンサーリンク」と「スポンサードリンク」がウェブ上で混在している理由が見て取れるかと思います。

原文である英語版にはSponsoredと受動分詞の形(スポンサー提供の~)で表記されているのにも関わらず、日本語版ではなぜかSponsorの形になって翻訳されています。

スポンサードリンクとは?

「Sponsored Link」をそのまま訳すと「スポンサー提供のリンク」という意味になり、つまりは広告であることを表している。
スポンサードリンクはサイトを閲覧するユーザーに広告であることが分かるために用いられる。

英語本来の意味を残すのであればスポンサードリンクが適切、スポンサーリンクというカタカナ語にすると英語としての意味が成り立たちません。

しかし現代の日本語には、英語にすると意味の成り立たないカタカナ語が沢山あるのも事実ですから、日本語としてみればスポンサーリンクでも間違いではないのかもしれません。

こういった関係から、英語本来の意味を生かして「スポンサードリンク」と表記する方々と、Googleヘルプの公式声明に従って「スポンサーリンク」と表記する方々の2通りが生まれてしまったのかもしれません。

意味合いが同じであれば問題ない

私個人の考えとしましては、「スポンサーリンク」や「広告」以外の表記方法でも、意味合いさえ同じであれば全く問題無いと思います。

と言いますのも、Googleアドセンス公式の中でも広告のラベルをどう表記させるか揉めているようなフシがあるからです。

 

要因 その1

以前にGoogleアドセンスのヘルプで「スポンサードリンク」が正しいと発信していた時期があったようなのです。

この件に関しては、当時の原文や引用文が見つからず、掲示板やブログでの書き込みでしか確認できなかったため、真実かどうかはわかりません。

 

要因 その2

「広告だと分かるラベルであれば問題ない」という回答をもらったという情報を見つけたためです。

【追記 2012/12/05】
AdSense部というオンラインセミナーでラベルに関することが語られました。

良く質問頂くのが、スポンサーリンクじゃないとダメなのか、スポンサードリンクじゃないとだめなのか、半角スペースがいるのかとか色々と聞かれるのですが、広告であるとわかればいいというメッセージを我々の方からはしている。

具体的に何が良くて何がダメかというのを一つ一つは回答ができないのですが、要は訪れたユーザーがそれはコンテンツじゃなくて広告なんだなという風にわかるラベルであれば構わない。

 

どちらも信頼に足るソースはありませんでしたが、実際の所、Googleアドセンスを掲載する多くのウェブサイトでスポンサードリンクというラベルを確認できることからも、意味合いさえ同じであれば「スポンサーリンク」や「広告」以外の表記は問題無いと思われます。

それでも一番安全なのは公式ヘルプが示している「スポンサーリンク」「広告」で間違いないのも事実です。

他のワードを使って表記することも可能ですが、原則こだわりがないのであれば、公式ヘルプに従うのが無難かもしれません。

 

当ブログのラベルは スポンサードリンク / Sponsored Links

Google Adsense 公式ホームページ

せっかく時間をかけて色々調べてみたので、当ブログでは当初の目的通り、アドセンス広告のラベルは「Sponsored Links」と「スポンサードリンク」と表記しています。

同じ語源で同じ意味を持つ2つのワードが存在するのは扱いにくく、また気持ちが良いものではないので、出来る限り早い内にどちらか一方に統一して浸透するといいですね。

 

徹底調査:Googleアドセンスの適切なラベルはスポンサードリンク
Tagged on:

コメントを残す