先日、自室にアンテナ線が通ったのでPCで地上デジタル放送を見れるように「TVTest」を導入しました。
導入する度に設定方法を忘れて面倒なことになるので、今回はバックアップも兼ねて記事にしてみようかと思います。
Contents
ライブラリのインストール
TVTestの動作に必要な「Microsoft Visual C++」をインストールします。
私は「Visual Stduio」をインストールして、各種ライブラリをまとめてインストールしています。
どんな形でもいいので「Visual C++」の環境を構築しましょう。
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ – 窓の杜ライブラリ
Microsoft Visual Studio ホームページ – Visual Studio
PT3のドライバとSDKをインストール
PT3のドライバとSDKをアースソフトの公式ウェブページからダウンロードします。
(「BonDriverの初期化ができません。」と表示される場合は、ドライバかSDKが正常にインストールされていない可能性があります。)
TVTestのダウンロード
次に、テレビ視聴用のソフトウェア「TVTest」をダウンロードします。
TVTest_0.7.23(x86)
TVTest_0.8.2 x86
TVTest_0.8.2 x64
TVTest0.9.0 develop_x86 ビルド済み
TVTest0.9.0 develop_x64 ビルド済み”
自分は今まで「TVTest0.7.23(x86)」を利用してきて特に不満もないので、今回の説明ではバージョン0.7.23を利用しています。
ダウンロードが完了したら解凍ソフトを利用して適当な場所に展開しておきます。
追記: Windows10で「TVTest0.9.0 x64」も特に問題なく利用できているのでバージョンは各自お好みでいいと思います。設定手順も要領は同じです。
BonDriverのダウンロード
最後に、チューナー用のドライバ「BonDriver」をダウンロードします。
「BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4).zip」
DTV関係ファイル置き場
ダウンロードが完了したら解凍ソフトを利用して適当な場所に展開しておきます。
TVTestのインストール
1. 「BonDriver/x86/」or「BonDriver/x64」の中身のファイル6つ全てを先程解凍した「TVTest/」の中にコピーします。
2. 「TVTest/」内の「TVTest.exe」を起動、「ドライバ:BonDriver_PT3-T0.dll」「デコーダ:デフォルト」「レンダラ:EVR」「カードリーダー:スマートカードリーダ」「保存フォルダ:任意」に設定しOKで決定します。
3. 「DirectShowの初期化ができません。」「Windowsのエラーメッセージ:」などのエラーダイアログが出現するかもしれませんが、ひとまずOKで先に進みます。
4. 「チャンネルスキャンの確認」というダイアログが出現するので「はい(Y)」でチャンネルスキャンを実行します。
5. チャンネルスキャンが完了した後チャンネルを変えれば書く放送局の番組が見れるようになります。(終了)
一方で、先のエラーが発生した場合は番組名は取得されても映像や音声が表示できませんので追加の作業を行います。
6. 先のエラーを解決するため「DScaler MPEG Filters」をダウンロードしてインストールします。
Free DScaler MPEG Filters 0.0.8 : Free MPEG2 video codec
7. 「TVTest」の「設定 > 一般 > デコーダ:DScaler Mpeg2 Video Decoder」に変更しOKで反映させます。
8. 無事に映像や音声が出力されていれば成功です。
PCで高画質なテレビ番組を視聴可能!
有志の方が作成してくださった便利なソフトのおかげで、PC上で地上波デジタル放送を手軽に視聴することができます。
環境の構築も別段難しいこともなく、必要なソフトやファイルさえ集められれば十分ほどで設定できるのもいいですね。