半年前にMacBookProR15の購入を機にMacデビューして以降、Windowsから完全に脱却してMacBookとiPhone、iPadで快適な生活を送ってきました。
が
ここにきてWindowsを使う必要が出てきまして、KeyChainが無いとサイトにログインできない状態に陥りました。
ということで
WindowsでもMacでもiPhoneでも使えるクラスプラットフォーム対応のパスワード定番管理アプリ「1Password」を購入してきましたので、購入レポート&レビューしていこうと思います。
Contents
購入理由:大学でWindowsの利用が必須
MacとiPhone/iPadオンリーのスタイルにして早半年にして、大学の授業でWindowsPCが必須というまさかの事態に直面しました。
そこで1つ問題が発生しました。
ウェブサイトやアプリケーションにログインできない…..Orz
というのも、
ここ数年、企業のアカウントやクレジットカード情報を始めとした個人情報流出が増加していて、アカウントハックの防止のためにアップルのキーチェーンというパスワード管理ソフトを利用したスタイルに移行していました。
パスワード管理ソフトを使う点のメリットは、自分でパスワードを覚えておく必要がないのでサイトごとに分かりづらいパスワードを設定できることです。
アップルのキーチェーンでジェネレートするとパスワードは「tSh-Asn-GeV-Eeb」のような感じで登録できます。
ただし、キーチェーンは2014年4月12日現在MacやiPhoneといったアップル製品にしか提供されていないため、EvernoteやDropboxを始めとしたサイトやアプリにログインすることも困難になってしましました。
半額セール:人気パスワード管理アプリ1Password
MacやiPhoneはもちろん、Windowsも含めたプラットフォームで動くパスワード管理アプリと言えば、言わずもしれた人気パスワード管理アプリ1Passwordです!
私はアップルのキーチェーンが実装される前までiOS版の1Password(1500円)を購入して利用していましたが、Mac版5000円/Win版5000円、Mac&Win抱き合わせ版が7,000円と非常に高価なアプリです。
しかし
この手の高価なアプリは定期的に割引を行っていまして….
今なら期間限定で50%オフで販売されているとのことで、Mac版&Win版のセットを購入しても3,500円と涙がでるほどの割引率!!
そこから
Mac Power Users | Hosted by Katie Floyd and David Sparks.
このリンクをクリックで割引率UP→1PasswordHave you ever forgotten a password? Now you don’t have to worry about that anymore.
Mac Power Usersというサイトから1Passwordのサイトへリンクを飛べば20%オフも適用できます。
ここまで安くなるとかなり手が届きやすく成るのではないでしょうか!?
私の場合、欲しかった時期が割引とちょうど重なってドンピシャだったのでよけいに嬉しかったりしてます(^O^)/
特徴その1:パスワードからライセンス、銀行口座まで管理
まず、1Passwordを使ってみて驚いたのが、管理できるのはパスワードだけじゃないんです!!
1Passwordは
- ログイン
- セキュアノート
- クレジットカード
- 個人情報
- パスワード
- ライセンス
- 銀行口座
- 無線ルータ
- アウトドアライセンス
- サーバ
- データベース
- パスポート
- メールアカウント
- メンバーシップ
- 運転免許
- 社会保障プログラム
- 報酬プログラム
といった多種にわたった情報を管理することが出来てしまいます。
個人的にライセンスを管理できるのは嬉しいです。メールで送られてくるシリアルコードだったり、ライセンスファイルだったりとごちゃごちゃしていましたから、スッキリ整理できて嬉しいです。
ここまで色々出来てしまうと、パスワード管理ツールというよりも個人情報管理ツールといったレベルのシロモノなのではないでしょうか。
特徴その2:パスワードジェネレータが優秀
どうせパスワードを管理するならセキュリティが強固なパスワードを設定したいと思いませんか?
Safariで実装されているキーチェーンもパスワードを作成することは出来ますがカスタマイズ性が全くありません。
パスワードにカスタマイズ性なんて必要ないのでは?
と、思われるかもしれませんが、サイトによってはパスワードに記号を用いることが出来ないサイトがあり、キーチェーンの「tSh-Asn-GeV-Eeb」といった形式では登録できないケースが多々有りました。
その点、1Passwordのパスワードジェネレート機能は本当に優秀です。
1Password | KeyChain |
---|---|
6$p8:]9F2?QQV8#37e?;.7GKy6v$3= | tSh-Asn-GeV-Eeb」 |
- 5文字から30文字まで文字数調整可能
- 桁数・記号の度合いや有無を調整可能
- 紛らわしい文字を回避可能
- 繰り返し文字列を回避可能
- 数種類のパターンも有り
記号の有無や桁数を調整できるためサイトに合わせた臨機応変な対応が取れる他、アップルのキーチェーンよりも強固なパスワードをジェネレートすることが出来ます。
特徴その3:IE Chrome Firefox Safariといった主要ブラウザに対応
1Passwordの魅力の1つにクロスプラットフォーム対応があげられると思います。
1Passwordは、Microsoft社のInternetExplorer(通称IE)やMozila社のFirefox(火狐)、Google社のGoogleChrome、Apple社のSafariといった主要ブラウザ全てに対応しています。
※Opera向けのExtensionは開発されていないようです….Orz
そのためアップルのキーチェーンと違い、WindowsやMacといったプラットフォームの垣根を超えて利用することが可能になっています。
余談:1PasswordとKeyChainの比較
先程からアップルのキーチェーンと比較してきましたが、どうせなのでもう少し比較してみます。
・ユーザ名・パスワードの自動記入(自動入力)機能が無い
KeyChainにはユーザ名・パスワードの自動記入機能がありますが、1Passwordには自動記入機能がありません。複数アカウント作ったサイトでログインする際はいりませんが、その他の場合を除き1手間増えます。
KeyChainの場合
ログインページ→自動記入→ログイン
1Passwordの場合
ログインページ→鍵アイコンクリック→利用アカウントクリック→フォームに記入→ログイン
KeyChainのログインページに飛んでエンターキーを押すだけでログインできるのはとてもスムーズで快適だったため、1Passwordに移行してきて煩わしさを感じました。
・手動で編集は必須
KeyChainでは保存されたアカウント名やパスワードを手動で編集することが出来ません。フォームからパスワードのアップデート等必要最低限の更新ではできますが、やはり1Passwordのように手動で編集できる方が良いです。
1Passwordはパスワード管理ツールの決定版!
アップルのWWDCでキーチェーンが発表された時は、1Passwordのお役目御免でしょ。
と思っていましたが、純正パスワード管理ツールが登場しても尚支持されている理由にも合点がいくアプリでした。
こういった細かなことが要求されるアプリというのは、少なからず思うようにいかなくてストレスが溜まるものですが、1Passwordのストレスフリーな感じと言ったらもう最高です。
リアルタイムプレビュー機能搭載「MarsEdit」とパスワード管理ツール「1Password」は大のお気に入りのアプリになりそうです。
最近は様々な場面でアカウントが必要になってくるので、セキュリティが必要とされるアカウントをお持ちの方はぜひ導入してみてはいかがでしょうか。