スマートフォンは便利なアイテムで、現代の世の中で必需品になりつつありますが、毎月の高額な通信料がネックですよね。
私もドコモのiPhone5Sを毎月5000円ほどで契約して使っていますが、通信料はできるだけ安く済ませたいものです。
今回はiPhone5Cと巷で話題の格安simを購入し、実際に使ってみた感想やそれまでの過程などをレポートしようと思います。
Contents
iPhone5c sim-free版の購入
まずは、格安simを使うためにsimロックをされていないsimフリー版のiPhoneを入手します。
国内大手3大キャリアのDocomo/SoftBank/auで購入したiPhoneは、simロックという制限を掛けられています。このsimロックにより他社のsimカード(格安sim)による通信ができません。
そのため、格安simを利用するには下記で説明するsimフリー版のiPhoneが必要になります。
少し前まではsimフリー版iPhoneを入手するのも手間がかかりましたが、2013年11月22日よりアップルオンラインストアにてsimフリーのiPhoneを購入することができるようになったため入手が容易になりました。
アップルオンラインストア以外の入手方法として、海外で販売されたiPhoneをヤフーオークション(ヤフオク)で見つけて購入するのもありです。いわゆる、香港版simフリーのiPhoneが多数出品されています。
「iphone sim フリー」を検索|ヤフオクなどのオークション情報が満載
海外simフリー可というのも出品されているので気をつけてくださいね
また、格安simの大半はNTT DOCOMOの回線を利用しているので、Docomo版iPhoneでも格安simが利用可能です。
ヤフオクのsimフリーiPhoneの相場を調べてみると思ったより値崩れしていなくお得感がなかったため、今回はアップルのオンラインストアにて、iPhone5c white 16GBモデルを購入しました。
注文確定から待つこと2日、自宅にiPhone5cが到着しました。
iPhone5c sim-free white 16GB
iPhone5cは発売当初から気にしていたのですが、第1印象は今までのiPhoneとは違う何か新しい感じ。
高級感があると定評の外箱はビニールラベルとプラスチックでチープな感じがしますが、iPhone5c本体はツルツルとした心地良い手触りに、丸みを帯びたポリカーボネート樹脂(プラスチック)が予想以上にいい出来です。
iPhone5Sの廉価版みたいな位置づけで発売されたのもあって、iPhone5Sと比べると人気のないiPhone5cですが、多彩なカラーバリエーションやホップなデザインの5cは魅力ある製品かと感じます。(海外では結構な売上を記録している)
今まで高性能&高級感のあるiPhone5S一択でしたが、実際にiPhone5cを手にとって使ってみると、心地よい手触りと丸みが堪らない!
iPhone5Sよりも断然愛着が湧くかわいいスマートフォンになっています。iPhone5cの魅力は、実際に手にとって触って見ないとわからない魅力かも知れませんね。
OCNモバイルONEの格安sim
お次は、本記事メインの格安simの開封と設定についてです。
格安simは通信するための初期設定も各自セルフで行う必要がああるので、手間がかかり面倒くさいと思っている方もいるかもしれませんが、想像以上に簡単で驚きました。以下接続可能までのステップです。
その他詳しい情報は公式ホームページを確認して下さい。
OCN モバイル ONE – 格安SIMカードで、スマートフォンのパケット代を毎月定額900円に| OCN プロバイダ(インターネット接続)
同じくわかりやすく説明されているので、検討者必読
月額900円(972円)で始めるSIMフリー端末向け高速モバイルデータ通信! OCN モバイル ONE | NTTコムストア
わかりやすく説明されているので、導入検討者は必読
今回購入したのは月額料金が一番安いプランのこのカード、simカードのサイズはiPhone5s/5cの場合はnano-sim、購入元はギフト券が余っていたのでAmazon.co.jpにて購入しました。
クリップを使ってiPhoneのシムカードを取り出し、切り取ったOCNのsimカードをiPhoneに入れます。
OCN モバイル ONEをネットで契約
simカードを購入しただけでは使えませんので、回線契約の方に移ります。
simカードのパッケージの内面の説明通り下記のURLにアクセスして、名前や住所、携帯番号、クレジットカード情報などなど必要事項を入力していくと契約は無事完了しました。
http://s.ocn.jp/one5
私の契約プランは下図の通りで、基本サービス以外外したベーシックなプランにしておきました。
また、契約完了時に「認証ID」や「パスワード」、「接続先(APN)」が表示されます。これらの情報は、後日郵送される「OCN 会員登録証」にも記載されていますが、スマートフォンをインターネットに接続する際に必要になる情報なのでメモしておくといいかも。
iPhoneの方はプロファイルという設定ファイルをインストールすることで、接続設定を済ませるのでメモしなくても大丈夫です。
インターネット接続設定
これで最後、iPhone5cの場合は5分で設定が終わります(笑
SIMカードタイプ iPhone 5s / 5c|OCN設定サポート
設定方法はOCN公式のこのページに記載有り。
設定はほんとうに簡単で、”http://s.ocn.jp/ltecfg”をWifi接続済みのiPhoneのSafari(ブラウザ)に入力し、LETA端末用構成プロファイルのインストールすれば完了です(笑
モバイル通信サービスをオンにすればインターネットに接続することができるようになります。
インターネット接続が正しく行えたかどうかは、wifi接続をOFFにして、SafariやAppStoreといったインターネット接続が必要なアプリを起動して、利用することができたら大丈夫ですね。
iPhone5cと格安simの通信速度チェック
岐阜県の田舎住まいにて、Docomo-SIMのiPhone5SとOCN-SIMのiPhone5c速度をSPEED-TESTで計測してみた結果、下記のようなデータになりました。
回線チェックは誤差が生じるものですが、ほぼ同じような結果になりました。格安simは低速で使いにくい。なんてことはなく、回線の状態だけならDocomoと同じような快適なインターネット環境だということですね。
ドコモの回線を利用しているので当たり前といえば、当たり前の結果かもしれません。
Speedtest.net Mobile Speed Test 3.3.1(無料)
カテゴリ: ユーティリティ, 辞書/辞典/その他
販売元: Ookla – Ookla(サイズ: 13.6 MB)
全てのバージョンの評価: (1,422件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
月額970円でインターネットが使える格安SIM
月額1000円で使えるこの格安SIMは毎日50MBという制限がつきますが、かなりお得な契約プランではないでしょうか?
SMSやIP電話(050)もオプションで利用可能になっているので、様々なニーズにも対応しています。
速度も申し分ないのでダラダラと動画を見たりせず、要所要所で使っていくスタイルならば全然使える実用的な代物だと思います。
月額料金が1000円ポッキリと安いのでお財布にもやさしいですしね。
ガラケー&iPad持ちの母やiPod&iPad持ちの弟(中学生)が外出先でもネットができたらいいなと言っていたので、数日貸してみて好評であれば同じような格安SIMとiPhoneを薦めてみようと思います。
また、私の現在DOCOMOで契約しているプランと格安SIMに変更した際の料金比較などをまとめたページも用意しましたので、ぜひ一読していただけると嬉しいです。
iPhoneを国内大手携帯キャリア(ドコモ)から格安SIMで運用した際に節約できる金額を調べてみた | 電撃林檎-Dengeki Ringo-
一読してもらえると嬉しいです。
参考になるサイト
格安SIMの選び方と主要サービス比較【14年夏】 最もコスパが高いのは…… 日経トレンディネット
ドコモ版iPhoneを月640円の格安simでLTE!!導入手順まとめ【もちろんパケホ】 – NAVER まとめ
【3分でわかる!】iPhone5sとiPhone5cの違い – Webマーケティングのブレインネット
はじめての格安SIM&SIMフリースマホ 第6回:格安SIMを使えるドコモ端末の買い方と注意事項 – ITmedia Mobile