るろうに剣心 実写版 キャストが素晴らしい
今年の夏頃にiTunesStoreの期間限定商品として販売されていた「るろうに剣心(実写版)第1弾」を視聴したところ、巷の評判通りとても楽しめたので簡単に感想を残したいと思います。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧 – Wikipedia
刃衛 …
ジャンプの有名マンガ:今回の映画の原作についての情報はこちら

 

 

Point1:配役がいい感じにマッチ

どのキャラクターの俳優さんも上手でした

私はあまりテレビのドラマや映画を見ないため俳優の方はほとんど存じてないわけですが、剣心役の俳優さんといい薫役の俳優さん、武田観柳の俳優さんはとても原作にマッチしていて感動しました。

 

[剣心役]

原作の剣心は28歳?という設定で「おろ?」や「ござる」といったちょっとお子様口調?の口癖が特徴的。

本作を見るまでは、これを実写版でやると相当痛い感じになるのではないか?

という不安がありましたが、剣心役の俳優さんは上手に「優男な流浪に」を演じておられて感心しました。

実写版剣心を演じられるのは彼しかいないのではないかというぐらい原作の剣心とマッチしていて導入部分からとても期待させられました。

 

[薫役]

薫役の方も原作のイメージにかなり近い方でしたね。

 

[武田観柳]

いかにも汚い貿易商人といった形相をしてらして、悪役の雰囲気がいい感じに醸し出されていたと思います。

原作の武田観柳は下衆い表情が印象的であまり良い印象はありませんでしたが、実写版のキャラクターで一番好きなのはこいつかもしれません(笑)

金金金とゲスい武器商人なんですけど、映画版の彼を憎めないのはなぜなんでしょうね?

 

[斎藤一役]

他の方の配役がマッチしすぎているせいなのか、斉藤役のミスマッチ感が否めませんでした。

ミスマッチというよりは雰囲気がでてない?

私は原作で一番好きなキャラクターが「斎藤一」ということもあって、見ていてちょっと気になります。

私の中で、原作の「斎藤一」は、表向きは警官の職務を果たし、一方で己の中に狼を飼ってるような雰囲気を帯びている人物というイメージでした。

しかし、実写映画版の「斎藤一/藤田五郎」は、正直剣心と刀を交えたことがあるただの警官に過ぎないという印象を受けます。

確かに映画は原作の漫画と違い「斎藤一」の描写まで描く時間的な余裕がないのはわかりますが、原作の内なる狼の描写が全く無いため「斎藤一」独特の雰囲気が感じられない。もっと斉藤の奥底にあるものを表現して欲しかった。

原作で一番好きなキャラクターだっただけに、そこだけ残念です。

 

 

Point2:実写映画用に編集されたストーリーが良く出来ている

映画版は原作の漫画と異なり時間的な余裕が無いため、まとまりきらずに終わってしまったり、名シーンがカットされてしまうといったことになる傾向がありますが、本作は原作をいい感じにチョイス・編集してあって原作既読組でも次の展開をワクワクして見ることが出来ました。

本作は「元新選組-刀衛」のエピソードと「恵と武田観柳のアヘン事件」エピソードをごちゃ混ぜにして進められていたようですね。

「るろうに剣心」のアヘン騒動事件といえば、元御庭番衆「2刀流小太刀使い-四乃森蒼紫」を筆頭とした御庭番衆のメンバーが大活躍するエピソードなのですが、尺の都合でカットされてますね(笑)

見ている最中は残念に思いましたが、実写版るろうに剣心の第2弾、第3弾で「四乃森蒼紫」が登場する都の情報もあり、今からワクワクしております。

 

るろうに剣心 実写版 キャスト

話がそれてしまいましたが、ストーリーの編集が上手いと思いました。

原作序盤から色々なエピソードを取り込みつつ、大衆向けに「喧嘩屋 相楽左之助」で笑いを交えて、最終的なまとまり感もあったかと思います。

相楽左之助の拳バトル(in 武田乾隆邸)で敵(オリジナル/無名?)が渡されたチキン?を拒み「菜食主義者なんだ」というシーンは笑わさせられました。

 

ガトリングガンを撃つ武田観柳

ひとつ気になったのは、ガトリングガンを撃つ部屋が狭すぎましたよね?

原作では体育館よりも小さい程度の部屋で射程や奥行きもそれなりにあったためかなりの脅威として表現されていましたが、本作の部屋はとても狭い(笑)

正直、降参して油断を装うほどの脅威には見えなかったかも。

あのメンツなら強行突破で攻略できそうかな?

 

 

剣の打ち合い・アクションシーンも多彩

自分は時代劇等のお侍劇は見たことがないので比較はできませんが、剣心の剣戟アクションはかなりかっこいいように演出されていました。

龍槌閃や龍翔閃といった飛天御剣流の十八番は撃ちませんでしたが、小柄な体格を活かした空中アクションなんかも(壁下ジャンプ)繰り広げられていて、見ていて飽きません。

元新選組の刃衛との戦いで飛天御剣流「龍巻閃」は唯一披露されました(比較的シンプルですし)

剣心と刃衛の打ち合いもスピード感があって迫力がありました。

特に背刀術?のシーンは目にも留まらぬ早業で剣を持ち替えて斬り合ってるシーンはカッコ良かった。

相楽左之助と剣心の試合はちょっと味気なかったかも(原作ではもうちょいド派手で良いシーンだったので余計)

 

 

久しぶりにいい映画を見れました

久しぶりに満足いく映画を見えることが出来ました。

私はiTunesStoreで購入しましたがHDタイプならパソコン(24型)で見ても十分綺麗に見ることが出来ました。

iTunesStoreで購入すれば「iTunes in the Cloud」のおかげで、iPhoneやiPadでもう一度映画を見直すことも簡単にできるためとても便利ですね。

Macで途中までみた映画もiOSデバイスなら途中から見ることもできちゃいますし。

今週は3Dムービーの代名詞「アバター」が期間限定セールをやっているので、そちらの方を安いうちに購入して見てみようかなと考えています。

以上、珍しく映画のレビュー?感想?を語ってみました。

失礼します。

 

 

るろうに剣心(実写映画版)を購入&視聴!!ストーリーが映画用に編集されている点が良かった。
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