最近はいろいろな萌え擬人化が流行っていますね!
戦艦を美少女に擬人化した「艦これ」や鉄砲を美少女に擬人化した「うぽって!!」などなど
日本には「萌え文化」というものがありますが、最近では無機物を擬人化させ萌え要素を加えてと、さすが萌え文化発祥の地「日本」!!
とどまることを知りません。
それで、今回は「うぽって!!」の影響で銃器に興味が湧いて、その延長で戦車(タンク)に興味がわいたため、戦車×萌のコラボレーション作品「ガールズアンドパンツァー」を見てみることにしました。
「ガールズアンドパンツァー」の放送時期は2012年の10月から同年12月までと、地上波放送はちょうど去年の今辺りに放送された作品のようです。
ガールズ&パンツァー – Wikipedia
色々情報載ってます
Contents
ガールズアンドパンツァーというアニメを見始めたきっかけ
私が「ガールズアンドパンツァー」というアニメ作品を見始めたきっかけは、「まちおこしに成功」というニュースをアニメのまとめ系サイトで目にしたことです。
私はアニメが町おこしという形で地元を盛り上げるのは、とても素晴らしいことだと思うんです。町おこしというのは「らき☆すた」という作品の影響もあって5年ほど前からあったことにはあったのですが、最近は町おこしを意識した作品も多く見かけます。成功したかどうかさておきですが。
それで、町おこしを成功させるようなアニメ作品というのは、やはりどこか人々を動かす魅力があるはずです。「らき☆すた」しかり「けいおん」しかり「花咲くいろは」しかり。
パッと見た感じの絵の方は余り好きなタイプではありませんでしたが、町おこしに成功した数少ない作品でハズレはないだろうと思い、本作品「ガールズアンドパンツァー」を見ることにしました。
戦車が力強く走る/撃つ様は、見ていて心躍る!
アニメ第1話開始早々に、主人公たちの乗る戦車が囮となって敵軍の戦車と交戦状態に!
いきなりアニメーション上でヌルヌルと力強く動く戦車たちが見れて感動します。。
小隊を組んだ戦車たちが主人公機を追撃/砲撃を繰り返すシーンは、迫力あり緊迫感あり。
カメラの構図がFPSのような主観的になったり、ちょっと上からのカメラワークであったりと、いろいろな構図で見せてくれるのも新鮮で面白いですね。
スクショからもお分かりいただけると思いますが、戦車の方がかなり綺麗に描かれているのがいいですね。
主人公周りのキャラが多すぎる!?
1話の序盤でこれだけの人数のキャラクターが顔見世してくれます。
正直、いきなりキャラクターをこんなに出されても、以降から覚えきれる自身がないっ!
特に4枚目のモブキャラ大集合した子達は、申し訳ないけど名前と特徴を覚えきることは不可能かも…..顔がに過ぎてるというよりも特徴といえる特徴が….
舞台は戦場から学園へ
戦車の入り乱れた戦場から舞台は代わり、日常的な学園にシフト
主人公は転校してから日が浅く、昼食をともにする友達がいなかった。
そんなとき、武部沙織と五十鈴華が主人公:(西住みほ)に声をかけて、お昼を一緒に過ごして仲良くなっていました。
この作品見ていていくつか気になる点があるんです。
一つ目がなぜ沙織ちゃんと華さんがみほに声をかけたのか。
作中ではクラスメイトではあったものの、ほぼ初対面のような感じに描かれていました。
また、華さんが「前から一度みほさんとお話してみたかったんです」みたいなことを言ってましたが
何がきっかけでこの三人がくっついたのかが弱いような気がします。
初対面→お昼を誘う→お友達というのはなんだか不自然で、インパクトが弱い気がして違和感を感じました。
あとは、昼食での周りのひそひそ話や主人公の虚ろ目(レイプ目)なんかを見ている限り、アニメ制作会社の茶目っ気を感じずに入られませんでした。
率直なところ、私は本作のようなそれなりに真面目な作品で虚ろ目といったシュールな要素を入れられるのは、あまり好きじゃないですね。
この辺りの日常編はリアルタイム放送だったら、この1話目できってるんじゃないかな。
戦車道とこの作品の世界観
この辺りでようやく本作の世界観のようなものがつかめてきます。
茶道・華道に並んで戦車道が女性の嗜みとして広く受け止められた世界
昼食のヒソヒソ話の中には「なんか男子と戦車はミスマッチなんだよねー」というシュールな会話からもわかるかと。
男子と戦車はミスマッチで、女子に戦車はしっくりくるというのがこの世界
作中のプレゼンでは、下記のようなことが言われています。
戦車道
それは伝統的な文化であり世界中で女子のたしなみとして、受け継がれてきました。
礼節のあるしとやかでつつましくそして凛々しい婦女子を育成することを目指した武芸でもあります。
戦車道を学ぶことは女子としての道を極めることでもあります。
鉄のように暑く強く、無限軌道のようにかたかたとあいらしい 、そして大砲のように情熱的で必殺命中
戦車道を学べば必ずや良き妻良き母、良き職業婦人になれることでしょう。
健康的で強くてやさしくたくましいあなたは多くの男性に好意をもって受け入れられるはずです。
さあ、みなさんもぜひ戦車道を学び心身ともに健やかで美しい女性になりましょう。
このプレゼンの内容は個人的にかなり好きですね。
「無限軌道のようにカタカタと愛らしい」「大砲のように情熱的で必殺命中」等々のフレーズが面白可笑しいですね。
このプレゼンを真に受ける作中の女子達もある意味すごいっ(笑)
登場キャラクターが独特?
登場キャラクターが独特といいますか、正直チョイスがよくわからない。
ミリタリーオタ系の4人組はキャラが栄えるからいいとしても
バレーのユニフォームを着た集団やモブキャラ大集合みたいなキャラが前線に出てくるのか。
これから繰り広げられる主人公周りのキャラがあまりにもアレな感じすぎて、先行きが不安です。
仲間同士のエピソードもあるだろうに
、そのキャラ達に魅力というかインパクトがなさすぎて、先行きがかなり不安です。
私が作品のキャラを重視しすぎているのかもしれないが…..
特殊な世界観その2:大型空母に住む人々
本作の1話ラストにて明かされるもう一つ特殊なこの作品の世界観
彼らの住んでいる町は、大きな船の上にあったという事実。
しかし、船上で戦車が走り回るというのもなんとも滑稽な話のような気が(笑)
ですが、この発想には驚きました。この設定が今後どのように生きてくるのかも楽しみです。