ターンエーガンダムってどんな作品?

ターンエーガンダムとはサンライズ制作の機動戦士ガンダムシリーズの中の１作品で、1999年から全50話で制作・放送されたTVアニメです。

主人公の乗る∀ガンダムが独特なメカニックデザインになっているため、放送当時から比較的不評だそうで、現に∀ガンダムという作品は、ガンプラを始めとしたメディア展開が積極的に行われてません。
(カプルのガンプラまだー？)

そういった理由からガンダムシリーズの中でも遠慮されがちな∀ガンダムという作品ですが、実際に視聴された方々からはかなりの好評を得ている作品でもあります。

私も本編を見るまでは「ガンダムなのに格好良くない…髭(笑)」と思っていましたが、今では「∀ガンダム」という作品は大好きなアニメになりました。

機動戦士ガンダム1stや機動戦士ガンダムZ、逆襲のシャアといった作品のようにモビルスーツ戦の迫力はあまりないかもしれませんが、それを余りある魅力が本作品にはあるように感じます。
※ネタバレ回避になってしまうから言いませんけど(悔ｼｨ)

本ページでは「∀ガンダム」ってどんな設定やコンセプトで作られたのか、事前に知っておくと本編を見る上で理解が深まるような内容をまとめていこうと思います。

本作品は「黒歴史」という歴史の後の世として描かれている。

「黒歴史」とは、ガンダムシリーズで長きにわたって繰り返されていた数々の宇宙戦争の歴史の総称

∀ガンダムは、世界の文明は宇宙戦争の中で一度滅び(=黒歴史)後、数千年あまりの時間を掛けある程度の生活・文明レベルを取り戻した「正暦」の時代の物語

ガンダムシリーズの有名ドコロは上記のような感じで、上記の時代ではまだなんとか世界は滅亡していません!(シャアのアクシズ落としも未遂に終わったし…)

この後の時代の人類が世界を滅ぼしてしまったんですね….Orz

ですが、私は黒歴史を中心にした「∀ガンダム」の世界観がとても好きです。

他のガンダムシリーズによくある展開がドンパチ(戦い)の応酬で決着をつけようとしますが、本作は月のディアナ姫やグエン卿、ロランを中心に話し合いで解決しようと何度も何度も試みようとしますので、彼らの動きに注目です。