Redirection 301リダイレクト プラグイン

私の救世主、WordPress用プラグインRedirectionの紹介です。

このプラグインのおかげで本当に助かりました。

順を追って本プラグインRedirectionの導入の経緯から結果まで記録しておこうと思います。

 

 

スラッグ変更でSEOに問題発生

問題の発端は、スラッグが二重に設定されていたことに気づいたことです。

スラッグというのはWordPressで利用するURLのフレーズのことですね。

本記事は【カテゴリ:WordPress】【スラッグ:wordpress】と設定されています。

すると本記事のURLはhttps://sekisuiseien.com/wordpress/6767と設定されてインターネットに公開されます。

末尾の6767は自動的にふられる数字です。

 

二重スラッグ、スラッグ被り

スラッグがURLのキーワードとなるため異なるカテゴリ同士で同じスラッグを使ってしまえば、WordPresの自動分類がうまく処理されず記事が表示されなくなってしまいます。

今回の場合

タイプ 名称 スラッグ名
固定ページ Software software
カテゴリ Software software

本来一意に決められるはずのスラッグ名が被って設定されてしまい、WordPressの機能が麻痺、記事が正常に評価されないという状態です。

私の計画では、Softwareカテゴリから厳選した記事をSoftwareの固定ページでまとめようと思っていたのですが、スラッグの心配まで気が回っていなかったのは失態です。

タイプ 名称 スラッグ名
固定ページ Software software
カテゴリ Computer computer

ということで、本当なら固定ページのスラッグ名を変更したかったのですが、思うようなスラッグ名が思い浮かばなかったため、SoftwareカテゴリをComputerカテゴリと統合することでスラッグの二重化を回避・修正しました。

 

次はSEOで問題発生

スラッグの二重化現象も無事解消、平穏なブログ生活が送れるかとおもいきやここでも問題が発生します。

私のブログの一部記事が、Googleの検索インデックス上で旧URLのままインデックスされ、そのまま旧URLにアクセスすると空ページが表示されるという問題です。

インデックスの問題

PC上でPS3のコントローラーを利用可能にする「DS3 Tool」に関する記事です。

ここ数ヶ月、私のブログのページビューを稼いでいた花型の記事でした。

検索トップで表示されるこの記事のリンクをクリックします。

WordPress スラッグ インデックス

アクセスしてみるとなんの情報も記載されていない記事が表示されます。

これは先ほどスラッグの二重化を回避するためにスラッグを変更して、Softwareカテゴリの記事はComputerカテゴリの記事に統合されたため、固定ページのSoftwareの方が表示されています。

Webマスターツールの方で手動でスラッグを変更した記事のフェッチを行いクロールしてもらえば、インデックスの方も修正されるだろうと踏んでいましたが一向に修正される気配がありません。

このまま時間が経てば、なんの情報も記載されていない本ページは再評価後に、検索ランキング外に落とされるのは目に見えていました。

Direction プラグイン 

 

WordPress用プラグイン – Redirection

ここで私を救ってくれるのがWordPress用プラグインRedirectionです。

このプラグインは初期設定も特に不要、簡単にリダイレクト処理を行える便利なプラグインなのです。

Redirection – インストール

プラグイン – 新規追加 – Redirection – 検索 – インストール の手順でRedirectionのインストールを済ませます。

Redirection – 初期設定

Redirection 設定 option

optionタブを開けば環境設定が変更できます。

リダイレクトのログの保存期間などが選べますが、私は初期値の1周間で設定しています。

正常に稼働しているかどうかを確認できれば十分なので、基本的には1周間以下に設定しておけば良いと思います。

Redirection – リダイレクト設定

Redirection 301リダイレクト 設定

Source URL : リダイレクト対象のURL

Target URL : リダイレクト先のURL

を設定するだけでプラグインが自動的にリダイレクト処理を記述してくれます。

301リダイレクト処理のメリット

301リダイレクト処理はほんとうに便利な機能で、目的のURLに自動でユーザーを飛ばしてくれます。

且つ、旧URLの評価をリダイレクト先URLに引き継ぐことができます。

301リダイレクトにより記事が移転したことをクローラに告げ、クローラは移転先URLをインデックスしてくれることでしょう。

 

.htaccessでリダイレクト処理を記述することは可能ですが、普段.htaccessを触ってない人からすればプラグインで実行できれば御の字です。

再インデックスが済んだ祭も.htaccessのコードを削除する必要もなく、設定したリダイレクトかRedirection本体を停止させるだけでお役目御免にできます。

サイト引越しの際にも活用できますしほんとうに便利なプラグインだと思います。

やはりWordPressがメリットは豊富で便利なプラグインですね。

 

 

WordPress – Redirection の使い方
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